スーパー耐久第3戦は、F1も開催される鈴鹿サーキットで行われた。今回のスーパー耐久は、2day開催のため予選が529日、決勝が530日である。更に500Kmといつもよりも長丁場であるため、マシンの速さとともに耐久性という強さの部分も求められるレースである。
今回、RCB with KRPRCBレースクイーンの堀さんが休みとスタッフの士気も下がるかに思えたが、急遽、昨年PAAにてレースクイーンをしていた安西さんがRCBレースクイーンとして参戦していただいた。KRPの地元でもあり、いつも応援に駆け付けているRCBのファンに加えて、よりいっそう多いように感じる。レースクイーンならびに小林、小幡のレギュラードライバーは小さなお子さんやファンの方々と写真撮影等のファンサービスに大忙しであり、まさしくRCB with KRPのピットは垣根が低いアットホームな雰囲気が出て盛り上がっていた。

529()、好天に恵まれた鈴鹿サーキットで予選が開始される。前日の練習走行で各ドライバーが走り方を修正し、予選をむかえている。

 RCB with KRPは、マシンも新たに投入。しかし、直前までセットアップとともにマシンのバージョンアップをしていたため、どこまで戦闘力があるのかは未知数である。

 12:55から、Aドライバー小林の予選が始まった。やはり地元だけあり、小林の走りは安定しており、Lap1からタイヤウォームアップも計りながらトップグループと遜色がないタイムを出している。ベストタイムは223941ST-4クラス3位のタイムであった。このタイムは2連勝している[18]DC-5と同等のタイムであり、スタッフの期待も高まる。

メカニックのマシンの調整準備の時間もあっという間に過ぎ、13:40からBドライバー小幡の予選である。小幡も小林の走りを目の当たりにしているため気合が入る。約3年ぶりの鈴鹿の走行であるが、Lapを重ねるごとにタイムを刻んできた。昨日の練習走行から修正した走りがタイムにも反映してきた。ベストが2246753年のブランクを感じさせないST-4クラス4位のタイムである。また、3位の[62]DC-5とは、ABドライバーの合算タイムでも0.5秒差という僅差である。

ST-4クラスでの予選を確認すると、ABドライバーでタイム差が小さいチームは少ない。その中において[60]RCB with KRPはその条件を満たしている。つまり決勝では戦略が左右しても、上位進出が可能であるからだ。スタッフもこの結果から、決勝レースへの士気が高まった。

530()、この日も快晴である。気温も時間の経過とともに上昇しているが、22℃ほどと過ごし易い。いよいよ決勝スタートである。

 13:00、セーフティーカ―がシケイン先でピットに戻るとともに500Kmの長旅が始まった。予選4番手の[60]RCB with KRPは、スタートダッシュで前に行きたいところだったが、オープニングラップは[62]DC-5がトップで通過。[12]FD-22番手につけ、[60]RCB with KRP1つポジションを落とし、5番手で通過。Aドライバーの小林は、いつでもトップに立てるように虎視眈眈と現在のポジションから前を行くマシンの挙動を確認し、戦略を立てている。Lapを重ねてもトップから5番手のRCB with KRPまで数珠つなぎの隊列を示している。タイムを見ても[95]S2000224秒台、[62]DC-5226秒台、[12]FD-2225秒台と小林の2256とタイムが均衡しているのが分かる。これは更なる上位進出が視野に入ってくる。

順調にLapを重ねていくかに見えた[60]RCB with KRPであったが、スタートから50分過ぎに小林から無線が入る。どうもDC-5の弱点であるミッションがおかしいようだ。すると次の瞬間、4速が飛んだ。この高速ステージである鈴鹿で4速が無い状態で走行することは、タイムも期待出来ないばかりか、戦えない。

 Lap24において、小林は鈴鹿東コースのショートカット部分のコース脇にマシンを止め、泣く泣くリタイヤとなった。

 トップ集団を走行している最中でのマシントラブル。そしてリタイヤ。この事実は、シリーズを戦う上で非常に痛手である。しかし、マシンは直せば元に戻る。ABドライバーの好調さはプラス要素であり、上昇機運である。

次戦の富士では、RCB with KRPのドライバーならびにマシンの真価を発揮するだろう。

 目指せ、表彰台!