スーパー耐久第4戦は、626272day開催。[60]RCB with KRPのピットは、今回レースクイーンがなんと7名もついた。この華やかさはやっぱりいい。ピットウォークではカメラを持ったファンや親子連れ、レースマニアのファンまでレースクイーンの前は黒い垣根が出来たかのように非常に多くの方々が集まっている。

 [60]RCB with KRP のピットは、決勝を前に集客人数では表彰台に上れるほど盛り上がった。

今回は前回からマシンもバージョンアップをしているためドライバーも気合が入っている。Aドライバー小林の予選は13:40からの開始である。コースはウェットであるが1周目からタイムを刻んでいる。3周目にはベストである27341を出し、コンスタントに7周をこなして予選終了。
この時点で2番手である。

14:30からBドライバー牧田の予選である。牧田はシビック等のインターシリーズやスーパー耐久で暴れまわった人である。牧田の予選開始の頃には路面が所々乾いてきて、波乱が予想できる。最終ラップの6周目にベスト22470をたたき出し、ST-4クラス4位のタイムではあるが上位のマシンと肩を並べるタイムであった。

 この合計タイムで [60]RCB with KRPST-4クラス2位を確保した。

 16:00からは、Cドライバー小幡の予選開始である。クラス2位が確定した中、決勝を見据えたタイヤ作りとセミウェットでの連続周回の中、ベスト22388ST-4クラス2位のタイムをたたき出した。この結果から決勝への期待が広がった。

今日は雨が降っている。決勝前のフリー走行でも安定したタイムを刻んでいた。

決勝レースは13:00開始。

 だが、雨は止みそうな気配はないので完全にウェットレースである。スタートは、Cドライバーの小幡。やはり、この天候と出走マシンの多さからドッグファイトが容易に予想できるため、小幡はいつもより気合が入っている。セーフティーカー先導でレースがスタートし、3周目のホームストレート入り口でセーフティーカ―の先導が解かれる。小幡も順調にスタートするが、ST3Zが真後ろについている最終コーナーで事件が。Zがインをついてきたため、コース外に押し出されてしまったが最小のロスでクリア。これでトップと差がついてしまったが、ここから小幡の追い上げが始まる。他車が212秒のところ小幡は210秒台を刻んでいく

Lap経過とともにトップ[62]DC-5との差はあっという間になくなる。Lap9でホームストレートには青いマシンが水しぶきの中からトップで現れた。サーキットモニターには1位の順位が。ピット内も地響きともとれるような歓声で盛り上がる。


しかし、他車も黙ってはいない。チャンスをねらって、小幡の背後を数珠つなぎで連なっている。Lap10[12]FD2に刺され、クラス2位に。背後には[62] DC5[18]DC5がつけているが、小幡は抑えているLap14に事件が起きた。Bコーナーの立ち上がりに向け姿勢を作った時に、[18]DC5がインに入りこみ[60]RCB with KRPの左リアフェンダーに接触。小幡は姿勢を崩し、加速態勢に入れない。背後につけていたマシンがこの瞬間を見逃さず、かわしていく。ここでクラス6位まで下がった。この接触でハンドルセンターが狂い、マシンに多少ダメージが出ているようだ。Lap15からトップから1秒ずつ離されている。アライメントも狂ったようである。しかし、このような接触は多々あるため、小幡もあきらめない。

背後に[95]S2000が迫ってきたが、必死で逃げる。 [87]DC5がマシントラブルのためクラス5位に上がった。小幡は211秒から13秒前半で、[95]S2000212秒から14秒で推移している。一時は背後1.8秒まで迫ってきたが、6秒まで差を拡げてLap36時点でピットイン。
このピットインで、Cドライバーの小幡からBドライバーの牧田にチェンジとともに、給油作業も行う。120秒の作業でピットアウト。クラス9位でレースに復帰。ここから牧田のオンステージである。Lapを重ねる毎にベストラップを更新している。Lap40からは211秒前半に入った。この周にトップの[12]FD2100Rでストップ。クラス順位が8位になる。雨が強くなり、他車がラップタイムを落とす中、牧田のラップタイムは落ちない。Lap42からはST-4クラスのベストラップで周回していく。[62]DC5がピットインするLap46からは210秒台に突入した。

ここからST-4クラスで他車よりも0.5から1秒速い。Lap51でクラス7位に、Lap57[24]DC5を抜きクラス6位に、さらにLap58の段階で[41]S2000がピットインでクラス5位、更にはLap61[95]S2000がピットインでクラス4位に浮上。順調に周回を続けていたが、急にエンジンが吹けなくなり始めアクセルをラフに戻すと、その後のエンジン回転の上昇が遅くなる。


ピット内は緊急ピットインに備えた。しかし、このような状況でもマシンの特性をつかみ荷重移動をゆっくり、さらにはアクセルの操作を丁寧にし、ST-4クラストップと遜色のない211秒から12秒で周化していく。前を行く[62]DC5との差が60秒からなんと15秒まで縮まっている。Lap70[62]DC5がピットインで、クラス3位まで上昇し表彰台が見えてきた。ここで富士名物(?)の霧が濃くなってきた。とうとうLap71にセーフティーカ―が導入された。Lap72には各車がぞくぞくとピットイン。[60]RCB with KRPはピットでの混雑な状況を避け、Lap73にピットイン。

 このピットインで、Bドライバー牧田からAドライバー小林にドライバーチェンジ。この間にも給油作業とフロントタイヤ2本を交換し、55秒でピットアウト。何とか隊列の最後につけ、クラス4位とは1周のマージンを築けた。セーフティーカー先導で周回しているがエンジン不調の無線が入る。ここでセーフティーカ―の先導を利用し、再度ピットインさせ、エンジンチェックをしピットアウト。クラス4位との1周のマージンは消えたがクラス3位でレースに復帰。[60]RCB with KRPとしてみれば、不安材料があるため、このままセーフティーカ―先導のままレースが終了することを祈る。しかし、Lap82から無情にも濃い霧が晴れてきた。Lap83でセーフティ―カ―の先導が外れ、40分間のスプリントレースが再開された。エンジンが吹けないためラップタイムが214秒前後で、他車よりも3秒ほど遅い。[62]DC5[95]S2000が容赦なく背後に迫ってきた。Lap87[62]DC5Lap88[95]S2000に抜かれ、クラス5位になった。このまま小林も手をこまねいてはいない。マシンの特性をつかんできて213秒台、212秒台にベストを更新してくるが、前のマシンには追いつけない。Lap100の段階で4時間が経過しレース終了。クラス5位のままゴールとなった。


今回の富士は、表彰台、更にはトップも狙えそうだっただけに、今シーズンベストの結果ではあるが非常に悔しい結果であった。しかし、このRCB with KRPはトップに入ることが可能であることも証明できた。

 次回の岡山では、ぜひ表彰台を!!