スーパー耐久第7戦は、冬の気候になりつつあるツインリンクもてぎスーパースピードウェイで予選・決勝12レースが1day1127日に行われた。気温が1日中12℃前後と寒く、しかしマシンはこの気温から調子はいい。[60]RCB with KRPのピットはお馴染のレースクイーンが2名来ていて、華やかだ。ピットウォークではレースクイーンとともにチームからノベルティーをファンの方々に配布したことから、人の波により動くのもままならないような人気であった。シーズン最後のレースということもあり、いつも来ていただくファンの方々も確認できた。

ツインリンクもてぎでのスーパー耐久はオーバルレースであり、いつもとは雰囲気が違う。更に1day開催のため、慌ただしく、予選は8:21から開始される。今回もST-4クラスが12台参戦する為、予選においてはST-4クラスが単独での予選となる。予選開始までにメカニックによる車両のセットアップは終了しており、Aドライバー小林も昨日の占有走行1位の自信から、気合も高まっている。コースはドライ。タイヤもフレッシュであり、昨日以上にタイムが期待できる。1周目、入念にタイヤを温め、2周目からアタック開始。いきなり56秒、3周目には55968のラップタイムである。5周目に赤旗が出て一時ピットレーンで待機。すぐにコースオープンとなり、予選の後半戦だ。7周目になんと55227のコースレコードを樹立すると、9周目には、更にタイムを短縮して55157。堂々のST-4クラス1位でBドライバー小幡にバトンタッチする。続いて9:20からBドライバー小幡の予選である。小林のアタックを目の当たりにして気合がいつも以上に入っている。予選開始とともに、数珠つなぎの状態でタイヤに熱を入れる。少し渋滞気味ではあるが、1周目から1分フラット。2周目から徐々にタイムを短縮していき、7周目に56409のベストラップを記録する。その後も56秒台を予選終了までほぼ全周でマークし、予選が終了した段階では、【62DC-5、【95S2000に続き、ST-4クラス3位であった。

今回は予選のベストタイムが決勝1レースに反映し、セカンドベストタイムが決勝2レース目に反映する。A,Bドライバーともにベストラップの0.1秒落ちがセカンドタイムであるため、予選順位の結果が待ち遠しい。しばらくすると、公式予選の結果が発表となり[60]RCB with KRPは【62DC-5のわずか0.2秒差のクラス2位という結果であった。くやしい。あと0.2秒が・・・。でもこれがレースである。決勝での表彰台に向け、チームの士気は高まり、メカニックの方々の動きもトップチームと比べても見劣りしない。
この結果から決勝への期待が[60]RCB with KRPに広がった。

《決勝1レース》

 オーバルバトルは、1レース50周とドライバー交替はするが、スプリントレースと変わらない。スタートドライバーは、レコードタイムを樹立したAドライバー小林が選ばれた。決勝は11:25分に、まるでNASCARレースのようにエンジンスタートの儀式から始まりセーフティーカーの3周の先導の後、スタートとなった。特設シケインに向け各車がマシンをポールに接触させながら飛び込んでいく。順位は現状維持。【62DC-5、その真後ろに[60]RCB with KRPが。序盤は58秒台7周目から56秒台にタイムをあげるが、コースの特徴か、抜けない。10周目にイエローコーションが提示。15周目にリスタートとともに55秒〜56秒台で周回している。マシンを振り、ヘッドライトを点灯させ【62DC-5にプレッシャーを与えるが、相手も百戦錬磨のドライバーであり、動じない。ビハインドが0.20.3秒の状態で32周を走り、Bドライバーの小幡にドライバー交替だ。インラップで他チームに比べて3秒ほど遅い。ドライバー交替を素早くこなし、小幡はピットアウト。アウトラップも他チームよりも遅い。ここで、クラス4位まで転落。この2周がレースの分かれ道であった。この2周でなんと、他チームよりも10秒ほど遅れた。35周目に【95S2000に抜かれクラス5位に。小幡は、59秒台からなかなかラップタイムが向上しない。何があったのか?無線からはシフトが入りにくいとの連絡が。これは痛い。DC-5の泣き所のギヤは大丈夫なのか?しかし、徐々にラップタイムは向上している。入りにくいシフトに負荷をかけないようにギヤを変えていくためタイムロスが発生している。44周目に57854をマークするが、前のマシンには届かず、46周を走り切りゴールとなった。表彰台に手が届きそうで届かない。なんとも悔しい思いである。しかし、勝敗はインラップ、アウトラップの向上である。この原因がわかり、決勝2レースでは、この部分を強化して臨むことになる。





《決勝
2レース》

予選のセカンドベストも2位だったことから、決勝2レースも1レースと同様に【62DC-5の後ろである。気温は変化がないようであるが、曇り空のため1レース目よりも肌寒く感じる。決勝2レースもスタートドライバーはAドライバーの小林である。2周のセーフティーカー先導からスタートが切られた。まるでデジャブかと感じる様なレース展開であるが、ラップタイムは最初から56秒台を連発している。15周目まで【62DC-5の真後ろにつけているが【62DC-516周目に早めのピットイン。アウトラップも1398というタイムであり、【60RCB with KRPはこのタイムがターゲットとなる。また、前が開けたことで小林がどこまでタイムを短縮できるかだ。小林も勝機はここだということがわかるのか55秒台を連発している。しかし、【62DC-5に目を移すとこちらも55秒台後半から56秒前半で飛ばしている。まさに数秒で順位が変わる展開である。33周目にドライバー交替。インラップは58秒台と、他チームと遜色がない。ドライバーを小林から小幡に交替し、小幡はスキール音とともにピットアウト。アウトラップは14334秒遅れた。なんとも悲しいかな。それほどまでに、この4秒は大きかった。このピットインで【62DC-5、【18DC-5に前に行かれた。なんと、【18DC-555秒台を連発していたのだ。クラス3位で復帰した小幡には何とか抜いてほしい。36周目に59秒台、37周目には57秒台に入れるが、39周目に【95S2000に、41周目には【12FD-2に抜かれてしまいクラス5位に転落した。この時も2速が抜ける症状が出ており、どうにもラップタイムが上昇しない。58秒台で周回するが、上位のマシンが56秒前半で周回しているため、この順位を維持することが最善策である。小幡は48周目にチェッカーを受け、ゴールとなった。今回のインラップ、アウトラップは4秒遅れた。この差が大きかったのか。本当に悔しい。表彰台はこんなにも遠いものなのか?

今シーズンは、この第7戦で終了し、予選の速さは他チームに遜色ないことを見せつけることができた。残るは決勝。レースラップの向上だ。マシンとともにドライバーの戦闘力も向上している。来シーズンは是非とも表彰台の常連になってほしい。

 

ファンのみなさん。シーズンを通して【60RCB with KRPを応援していただき、ありがとうございました。